ロードバイク・富士ヒルにチャレンジ!!今回はメンテナンス編です。

私は今年でロードバイク歴5年目のアラフォーライダーで、
2017~2019富士ヒルでブロンズを獲得しているヒルクライマーです。
乗ることも好きですが、整備にも力を入れています。
少ないお小遣いの中で何とかやりくりしています。よろしくお願いします。
クランクのカバーを外す為だけに使用する工具が存在する!!

- 商品名:クランク取り付け工具 TL-FC16
- 用途:シマノクランク(ホローテックⅡ)専用クランク取り付け・取り外し工具
- 価格:219円(amazonn調べ)6月現在
- サイズ:14㎝
- 素材:樹脂
クランク外しは、なぜ必要か?
シマノ製のクランク(ホローテックⅡ)を外すには2本のボルトと、爪で固定されています。ボルトは6角レンチで外す事ができますし、爪はマイナスドライバーで浮かせることができます。しかしこれだけではクランクを外すことができません。
専用の工具が必要です。クランク外し工具はクランクに付いているキャップを外すだけに存在する工具です。

↑この様なレビューがありました。
低評価ならなまだしも高評価にも関わらず、酷評があるのには驚きです。
だったら頻繁に使用するものでもなく、仕組みも簡単そうなので自作してみようと思います。
クランク外しを自作する
素材1:お湯丸君を使用するも強度が足りず失敗。

お湯丸君と言う商品を御存じでしょうか?まず私が目を付けたのが、お湯でプラスチック素材を柔らかくして型にはめ冷やして型から外して、クランク外しにしようしました。同じ樹脂の為強度に問題ないと判断しました。
しかし何度チャレンジしてもクランクキャップは外れることはありませんでした。
素材2:金属板 削りだしが正攻法だった。
初めから金属を使えば良かった。相手が樹脂だけに金属では傷になるかと思ったけれど、他に固い素材が思いつきませんでした。少し手間はかかりますが、電動工具があれば10分もかかりません。
Amazonで購入を考えれば、早くても明日、運が悪ければそれ以降になると思えば、加工する手間は何の問題もありませんでした。
物置にあった、ちょうど良い鉄の板をクランクカバーの幅に合わせてカットするだけの簡単な工具の完成です。
金属板を→ 現物に合わせながら→ 削りだします。
幅:約15mm 深さ5mmの突起を作りました。
※本製品は個人での使用の為、自作は自己責任でお願いします。
自作クランク外しを試してみる
クランクキャップはチェーンリング反対側の星の様な樹脂です。
上手く外す事が出来ました。
感想
今回はクランクキャップ外しを自作してみました。お金で解決するのは簡単ですが、こうして頭で考えて、今あるもので代用する事は、自信に繋がると思います。

クランク自体は2本のボルトと爪で固定されている為、クランクキャップを大きな力で締め付ける必要はありません。振動で落ちない程度に締め付ければ大丈夫です。